韓経:「日帝強制占領期間を素材にした韓国映画は失敗する」との俗説崩れている
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.12 13:15
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3日に封切りしてから1週間で観客230万人を超えた映画『徳恵翁主』。
「日帝強制占領期間を素材にした映画は失敗する」という俗説が崩れている。『東柱(ドンジュ)』『鬼郷』『アガシ』に続き3日に封切りした『徳恵翁主』は公開から1週間で観客230万人を超えた。抗日の武装独立運動団体である義烈団と朝鮮人、日本の警察の間の暗闘と懐柔を描いたキム・ジウン監督の映画『密偵』、日本の軍艦島から命がけの脱出を図る朝鮮人の話を描いたリュ・スンワン監督の『軍艦島』など公開を控えていたり撮影中であったりする映画も多い。
日帝強制占領期間を背景にした映画が洪水のようにあふれている理由は何だろうか。国を奪われた悲劇的で混乱した時代を生きていく多様な人間群像を描けるためだと専門家たちは分析する。歴史的な悲劇とは別に新文物を吸収した男女の自由恋愛が行われ、新時代と旧時代が入り乱れた時期だという点も映画素材を発掘するのにこの上なく良い条件だ。